2008年1月11日金曜日

自動車保険とはどのようなものでしょうか?

自動車保険とは?どのようなものなのでしょうか?

自動車保険とは、自動車事故が発生した際の被害者の救済及び、加害者の金銭的負担を援助するための制度です。

被害者の「医療費」や「自動車の修理代」だけにとどまらず、財物に損害を与えた場合では、加害者が負担する賠償金額は相当な額となります。
そのようなリスクを回避するためにも、自動車保険は非常に重要な役割を持っているといえます。

また、自動車保険は以下の2種類に分類されます。

1.自賠責保険(強制保険)
 加入が義務付けられている自動車保険で、補償範囲は他人への過失に限られます。

2.自動車保険(任意保険)
 加入が任意の自動車保険で、補償範囲は自分や同乗者、モノも含まれます。


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1.強制保険とは?

自賠責保険(強制保険)とは?

自賠責保険とは、自動車を購入した時や車検の際に、加入が義務づけられている自動車保険です。
別名強制保険ともいいます。

強制保険は「死傷事故の被害者救済」が目的であるため、ドライバー自身のケガや自動車の賠償、または他人の物についての補償はいっさい含みません。

また、補償額は傷害時で120万円、後遺傷害及び死亡に対しては最高で3120万円までとなっています。
実際に発生する事故では、この金額では補償しきれない損害賠償となるケースがめずらしくないですし、人身事故以外での損害賠償が発生する場合や、自動車の修理代がかかる場合もあり、自賠責保険(強制保険)の補償のみでは補償しきれないことが少なくありません。

もし、死亡事故等を起こしてしまった際は賠償額が1億円を超えることは実は珍しくありません。
その場合、任意の自動車保険に加入していなければ、7000万(自賠責保険からの3000万を差し引いた金額)を自己負担で支払う必要があります。

2.任意保険とは?

自動車保険(任意保険)とは?

任意保険とは、事故に巻き込んでしまった相手への補償だけでなく、自分自身への補償や同乗者への補償も補てんすることのできる自動車保険のことをあらわします。

人身事故を起こしたときには最低で5000万円の補償がうけられます。
また、事故の程度によっては無制限という手厚い補償が受けらることもあります。

保険料の金額については、自賠責保険が車種ごとに一定の金額補償なのに対して、自動車保険(任意保険)は、年齢、運転免許の色、自動車の使い方、過去の事故(等級)等の様々な要素を加味して、一人一人の自動車保険の金額が異なります。

1998年の自動車保険の自由化以降、自動車保険会社ごとに保険料の自由設定が可能となり、様々なタイプの自動車保険が登場しています。
そのため、必要な補償をうけるため、また漏れのない補償をうけるためには、自動車保険をよく知ることが必要になります。



2008年1月10日木曜日

Overturemonitor自動車保険とは?

Overturemonitor自動車保険」とはなんでしょうか。

「Overturemonitor自動車保険」とは、「政府保障事業」のことを表しており、
別名「自動車損害賠償保険事業」とも呼ばれています。


【Overturemonitor自動車保険の活躍する場面】
事故が発生した際に、加害車両が強制保険などの保険に加入していない場合(無保険車両による事故)や、加害者を特定できない場合(ひき逃げのような事故など)、被害者が加害者側の自賠責保険による損害賠償を受けれない状況が発生しえます。

その際に、損害賠償保障法という法律に基づき政府が自賠責保険の支払い基準とした損害額を相手に支払うという、自賠責保険を補完するための国の事業(政府保障事業)なのです。

つまり、盗難車に事故に巻き込まれ加害者が自賠責保険が使えなかったりした際に、ひき逃げ事故に巻き込まれた際に加害者が逃げてしまった際、どうすることもできない被害者を救済するため、政府が損害のてん補をしてくれるという事業のことを意味しています。
これを「自動車損害賠償保険事業」=「Overturemonitor自動車保険【政府保証事業】」というのです。

また、無保険車事故でも、加害者が特定される場合は政府が立替払いした金額を加害者に請求します。


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Overturemonitor自動車保険の請求の仕方

Overturemonitor自動車保険の請求手続きは、責任共済の窓口で受け付けています。
これは、Overturemonitor自動車保険では基本的に損害保険会社が政府から業務の一部を受託しているためです。

保険の請求期間は、請求権を行使できる時から2年間とされています。
この期間を過ぎると時効となってしまい、請求することはできません。

尚、保険請求権の発生とは、事故発生日、死亡日、後遺障害の場合は、症状固定時から発生とされています。

Overturemonitor自動車保険をご利用する際は、保険請求権の発生した日をしっかり把握しておくことが必要です。

2008年1月8日火曜日

危険度の順位で補償を決める

人は危険度の順位で補償を考えるそうです。

それは、人は危険度が高いと考えられるものから補償を検討するということです。
つまり、車両保険に入らない人であっても対人と対物と搭乗者には入っているという方がほとんどなのです。

これは、事故で誰かを巻き込みひいてしまったり、公共物を壊したらまずいと考えてはいるものの、自分の車に限ってはたいした事故は起こらないだろうなどと考えているわけです。
もしくは、心配はしているものの人をひいたり、物を壊すことよりは重要ではないと考えているわけです。


このように、車両保険に入っている人は少ないというのが現状のようです。
それはやはり、基本的な補償の「対人」「対物」に「搭乗者」をセットにすると、これだけでなかなか高額な保険料になってしまい、車両保険の分まで払えない人(そこまで払うのはもったいないと考える人含む)が多いことが原因かもしれません。
また、『自分は絶対に事故は起こさない』と考えている人が圧倒的に多いという事です。

しかし、事故というものは誰にでも起きる可能性があるものです。
その時の被害を最小限にするためのもの、それが自動車保険なんです。